FX初心者講座 ⑥テクニカル分析の「トレンド系・オシレーター系」とは?
前回の内容では、
勝率を上げてトータル勝つためには相場の分析をした方がいい。
分析方法にはテクニカル分析というものがあり、
その中でも「トレンド系」「オシレーター系」という種類があるという事でした。
それをチャート上に表示させるインジケータというものがあります。
では、それぞれにどんな特徴があるのかを大まかに説明してみます。
・トレンド系
特徴…トレンド相場に強くレンジ相場に弱い
文字通りトレンドの方向や強さなどの目安を示唆する事が多いテクニカルです。
トレンドが出ているかどうかの判断にも使われます。
主にトレンドフォロー(順張り)をする時に、
上昇中なら買い、下降中なら売りでトレード戦略を立て、
値が進む方向に取引をして利益を伸ばしていく為に利用します。
※まだ「トレンド」って何?という部分に触れていないので、
この部分はまた別の記事で「ダウ理論」と絡めて書いてみます。
・オシレーター系
特徴…レンジ相場に強くトレンド相場に弱い事が多い
オシレーターとは「振り子」というような意味で、
行き過ぎた物はその反動で戻ってくるような動きをイメージします。
FXでは「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」の目安を示唆する事が多いテクニカルです。
相場の行き過ぎた「過熱感」を見るのに使われることが多いので
方向感がなく揉み合っているような相場で大きく効果を発揮します。
俗にいう逆張りをする時に向いています。
※時間軸によっても認識が違うので理解の不一致が起こりやすい部分でもある
有名なものは「RSI」「ストキャスティクス」など。
・トレンド系とオシレーター系の売買サインの注意
値動きが上昇している時、両方同時に使っていると、
トレンド系は買いサイン、オシレーター系は売りサインが出る
と言った事が、同じタイミングで発生する時もあります。
これはそれぞれの特徴が違う事から来るもので、
例えば、上昇トレンド中にトレンド系に従って買っていたものが
オシレーター系で売りサインが出た時は、利確のサインとして参考にする
と言った考え方や使い方もできるかもしれません。
利用する時は、それぞれのテクニカルの特徴を理解する事が必要となります。
売買サインよりも全体の相場の流れや色んな要素を考慮すると精度が上がりますが
それはまた別の機会に😊
系統別の特徴は覚えました。
そのインジケーターを使って分析をする前に、
まだまだ必要な基礎の部分が沢山あります!
まずチャートの大まかな見方から先に勉強しましょう🕯💹
次回は「ロウソク足」について書いてみようと思います。
※投資は自己責任