FX初心者講座 ⑦「ロウソク足」
今回は「ロウソク足」について書いてみます。
まず、ロウソク足って何?
ロウソク足チャートは、日本人が最も多く使っているチャートで
視覚的に値段がどう動いたかを分かりやすく表示させたものです。
ここに来て初めての画像!🖼
その時間に対して、(例えば1時間足なら1時間の時間の中で)
始まりの値段よりも、その時間の終わった時間の値が
上がっていれば「陽線」下がっていれば「陰線」と呼びます。
その時間内に付けた一番高い値が上ひげの先で「高値」
逆に、一番低い値が下ひげの先で「安値」として表現されます。
成り立ちが分かったとして、これをどのように分析に利用するかという事で
一般的に言われる、方向を示唆するサインとして有名なものに
・「ピンバー」というものがあります。
画鋲📍の様な形からそう呼ばれます。
下ひげが長いという事は、一度大きく値が下げたところで
強い買いが入って値が上げたという事が分かります。(上方向の示唆)
逆に、上ひげが長いという事は、一度大きく値が上がったのに
強い売りが入り下がってきたという事が分かります。(下方向の示唆)
他にも
・包み足(エンゴルフィンバー)(アウトサイドバー)というものもあります。
厳密にいえばエンゴルフィンバーとアウトサイドバーは別物ですが
大体似たような形と、同じ方向の示唆なので今回は割愛します。
1本前のロウソク足の反対方向のロウソク足が出て、
終値で反対側に更新して確定している状態。
前のロウソク足の流れを否定する売買圧力が発生しているという認識で、
反転して値が進んでいくことを示唆するものとなります。
( 他にも色々ありますが…)
これらを利用した取引は「プライスアクション」と呼ばれ
値動きから相場の中の投資家心理を読み取り、
狙っていたポイントでこういうサインが出た時に
優位性のあるエントリーをする1つの方法となります。
こういったサインも、単体で全て使えるようなものではなく
相場全体の流れを見て、ポイントを絞って使ったり、
他のテクニカルと組み合わせて使う方が優位性が上がると思います。
今回の内容はロウソク足の基本的な知識の一部にはなりますが、
視野が狭くかなり一部分に絞って見ています。
次回はもっと広い視野で「トレンド」について書いてみようと思います。
※投資は自己責任